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生麦事件参考館とは
※しばらく閉館していましたが、現在は再開館に向けて週末の指定時間にプレ・オープンをしています。
10畳程の展示室には、殺害されたリチャードソンの鮮明な遺体写真(オランダライデン大学より)、事件当日のことを記す『関口日記』や『御用留』、未解読の古文書など参考館以外では見ることができない貴重な資料も公開されている。
写真:参考館内部と創立者の淺海武夫さん 提供(上下):タウンニュース
写真:生麦事件参考館の前で、地元学生たちに生麦事件のお話を訊かれ、応える浅海さん生前の姿。
設立のきっかけは、昭和51年46歳の時、鹿児島から生麦事件碑を見学に訪れた人にその場所を教えたところ、後日「生麦事件の碑はあるのに、なぜ地元に資料館がないのか」という手紙が届いたこと。
1994(平成6)年、淺海さんは自宅敷地内に念願の「生麦事件参考館」を開館。自身は早稲田大学で近代史を学び直し、その間には全国数百ヶ所で精力的に講演活動も行なった。